よく、ZEB（ゼブ）という言葉を耳にしませんか？
本日は、ZEBとはなにか、なんでそんな言葉ができたのか、どうしたら良いのか、お得な情報は？？
などのお話しを記載したいと思います！
ZEBってなに？？今更聞けないお話し 1
皆さんこんにちは！！
■ZEB（ゼブ）ってなに？
ZEB とは、 Net Zero Energy Building の略となります。
呼んで文字のとおり、0エネルギーの建物、つまり、省エネや再エネルギー調達など、CO2排出量を削減する取り組みです。
■ZEBが導入された背景
2018年10月のＩＰＣＣ特別報告書によると、産業革命前と比べた世界平均気温が２０２１～２０４０年に1.5度上昇との予測を公表
世界の平均気温が１.５度上昇すると、一体何が起きるのでしょうか・・・？
それは、①異常な猛暑が8.6倍の確率で各地襲われ、②集中ゲリラ豪雨などの異常雨量が1.5倍、③農業に被害を及ぼす干ばつが2倍の確率で発生し、④2100年までの海面上昇高さが、0.28～0.55ｍとなるそうです。
皆さんは既に余韻を感じているのでは？？
このような研究報告により、自然災害原因は人間活動による温暖化が影響していると政府は断定しました。
■2021年11月14日、こんな記事が出ました！！
【COP26】新しい気候合意採択 石炭の使用削減に言及
COP26に参加する197か国・地域は世界の平均気温の上昇を産業革命前から1.5度に抑える努力を追求し、石炭火力発電を「段階的削減」するなどの表現に合意
この会合により、世界各国で温暖化対策が普及してくることとなりました。
■日本では・・・
日本では、地球温暖化対策推進法が制定され、
■2020年に「2050年カーボンニュートラルの実現を目指す」ことを宣言
■2030年度に温室効果ガスを2013年度比46％削減する目標が示されました。
■日本のCO2排出量について
日本で排出されている全体から部門かすると、下記のようになります。 ※CO2排出量は(1990年→2019年)で計算
部門 → CO2排出量 → CO2削減目標
①全体 → 4％減 → 45％減目標
②業務 → 48%増 → 51％減目標
③産業 → 24%減 → 38％減目標
④運輸 → 1%減 → 35％減目標
⑤家庭 → 24%増 → 66％減目標
⑥エネルギー転換 → 10％減 → 47％減目標
上記の通り、「業務」部門からのCO2排出量は増加しており、他部門に比べ増加が顕著です。
カーボンニュートラルを実現する為には「業務」部門のCO2削減が重要だということが分かります。
そこで、ZEBなのです！！！！
そう！ゼロエネルギー建築！
「業務」部門は主に、事務所ビル、商業施設 などをさしているため、仕事場の環境を整えるということに繋がります。
今日はここまで！！
次回は、ZEBのメリットなどを記載したいと思います！
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