経年劣化と予防(タイル編)
遠目から見るととても綺麗な外壁タイル見えましたが、この度外壁改修工事をするにあたりタイル打診検査を行いました。これは一部の打診検査した後の写真になります。マーキングされている部分の誘発シール材が経年不良を起こしているのが見つかりました。そのため防水効果が無くなりじわりじわりと雨水の侵入が始まっていたと思われます。
そしてこの写真に至ります。誘発目地が劣化不良を起こしていたためその部分から雨水が侵入し、タイルと下地の間で破断を起こしてました。職人さんより早く気づいて良かったと限界ギリギリ状態だったと報告を頂き。この後、再度下地をしっかり治してタイルを張り替えました。ちなみに
全部で何千枚も張り替えました・・・くわばらくわばら
十分接着したタイルかを確認した後、誘発目地部分を刷毛で異物やホコリがないように掃除します。接着力を上げるために。
誘発目地両脇にマスキングテーブを貼り周りにプライマー塗布が付かないように養生します。すべてのヶ所になります。
そして、2液で練り合わせた
シリコン系のシール材(コーキング)を誘発目地に注入していきます。しっかりと注入したら硬化が始まりだすので
素早く押えヘラで仕上げていきます。空気が残らないように!!
仕上げが完了したら素早く
マスキングテープを撤去して
完了になります。最低24時間ほどは触れないように注意しないとシール不良を起こします。注意注意 以上になります。
中々規模が大ききなればなるほど予算の関係が大変だと思います。ただ日本は地震国であり台風国であり最近ではゲリラ豪雨(地震・風・雨)と3大災害があります。保険屋さん超多忙