アスベストとは??八尾市で法人リフォーム

アスベスト
2023年4月よりアスベスト調査が義務付けされます!!

建設業にとどいた通知で業者関係の方は皆様ご存じだと思いますが、一般の方はあまりなじみのないものですよね。

アスベスト=体に悪いもの は、ご存じのかたは多いかと思われますが、どれぐらい、どのように悪いのか、ご存じですか?

そして、どのようなものに入っているかもご存じでしょうか?

本日は、アスベストについて詳しく書きたいと思います!


■アスベストとは

アスベストとは、石綿(いしわた、せきめん)とも呼ばれており、繊維状鉱物の総称名です。

非常に特徴的な繊維状の携帯を有し、外観が絹のような光沢を有するものもあります。

アスベストには沢山種類があり、分類分けもされています。


■アスベストは人体に影響があるの?

アスベストを吸入することで人体に影響があります。

ただ、いずれも大量に石綿を吸入することによって発症することが多いとされています。

石綿関連疾患は、①石綿肺、②肺がん、③中皮腫、④非腫瘍性胸膜疾患、などとなります。

発症には時間がかかり、吸入開始から発症まで25年~40年とされています。

ただ、皆様誤解されているのは、肺がんのリスクです。

アスベストの吸入量によりますが、実は、タバコを喫煙するほうが肺がんリスクは高いんです!!

そして、アスベスト吸入者でも、喫煙者と禁煙者をくらべると、喫煙者の方が影響を受けやすくなります。

■なぜアスベストを使用していたの?

アスベストには大きな長所があります。

①しなやかで糸や布に織れる(紡織性)
②引張に強い(高抗張性)
③柔軟で摩擦・摩耗に強い(耐摩耗性)
④燃えないで高熱に耐える(不燃・耐熱性)
⑤熱や音を遮断する(断熱・防音性)
⑥酸・アルカリ等の薬品に侵されにくい(耐腐食性)
⑦電気を通しにくい(絶縁性)
⑧細菌や湿気に強く腐食しない(耐腐食性)
⑨表面積が大きいためほかの物質との密着性に優れる(親和性)
⑩安価である(経済性)

上記の内容がメリットになりますが、建築資材にはうってつけの物質でした。

アスベスト建材を廃止した直後に代わりに販売された建築資材は、とても弱く劣化しやすくなっています。

現在は開発が進み、頑丈になっています。

■どんなものにアスベストが使用されていたの?

アスベストはほとんどの建築資材に使用されていました。

人体の影響が分かり廃止されるまでに建てられた建物は要注意となります。

①スレート材波板
②スレートボード
③ケイ酸カルシウム板 1種
④パーライト板
⑤スラグセッコウ板
⑥パルムセメント板
⑦耐火被覆板
⑧窯業系サイディング
⑨押出成形セメント板
⑩ロックウール吸音天井板
⑪ビニル床タイル
ケイ酸カルシウム板 2種
⑬屋根用折板裏断熱材
⑭煙突用断熱材
⑮珪藻土保温材
⑯ケイ酸カルシウム保温材
⑰ロックウール(吹付け材)
⑱パーライト(吹付け材)

など、たくさんあります!

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

アスベストは負の遺産ともいわれていますが、メリットは大きかったことや、喫煙の方が肺がんリスクが高いことに私はびっくりしました。

ただ、人体へ影響がないものに越したことはありません。

ほとんどの建築資材に昔から使用されていたので、完全になくなるまで時間はかかると思います。

リフォームや解体などをお考えの方はお気をつけください!

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